スローカフェ・茶蔵
染矢 弘子さん
体は食べたものでできている!
スローに生きよう。
「コーヒーとチョコレートがやめられんなぁ」
「循環農法」で知られる、なずな農園の赤峰さんに初対面で言われた一言にはっとした。勧められるまま玄米を食べ始めると体調の変化を感じ、野菜や調味料も科学的なものを排除するにつれ、自分の体が軽くなったことに驚いたという。
「玄米や野菜の美味しさもさることながら、自分だけ健康になるのはもったいない!もっとみんなにも知ってほしい!」とお店を始める。オープン前、マクロビオティックを学ぼうと東京に1年半滞在。飲食店を巡ったが、自分に合うものに出会えず、なずなの赤峰さんに学んだことがしっくりきた。
以来15年、なずな農園の野菜や地元で育ったオーガニックな野菜を使い、からだと環境にやさしい食事を提供している。
「循環農法」で知られる、なずな農園の赤峰さんに初対面で言われた一言にはっとした。勧められるまま玄米を食べ始めると体調の変化を感じ、野菜や調味料も科学的なものを排除するにつれ、自分の体が軽くなったことに驚いたという。
「玄米や野菜の美味しさもさることながら、自分だけ健康になるのはもったいない!もっとみんなにも知ってほしい!」とお店を始める。オープン前、マクロビオティックを学ぼうと東京に1年半滞在。飲食店を巡ったが、自分に合うものに出会えず、なずなの赤峰さんに学んだことがしっくりきた。
以来15年、なずな農園の野菜や地元で育ったオーガニックな野菜を使い、からだと環境にやさしい食事を提供している。
染矢さんの実家は、明治創業の料亭からはじまる。昭和6年の火災による再建後、木造3階にカフェやダンスホールを併設。帝国ホテルのシェフを雇い「ハヤシライス」を佐伯に持ち込むなど、時代を読み変化してきた。戦後は旅館となり、活気のある日常だったが、子どもの頃は家族そろって食事はとれなかったという。
店名の由来にもなっている「チャクラ」とは、体の中に7つあり活性化することで体調が整うとされている。そんな日々を思い、ゆっくりと自然な食事を楽しんでほしいとの思いが込められているのかもしれない。
現在、宝来家旅館は休業中だが再開にむけ「マクロビやヴィーガンの方に対応できる宿泊施設として、インバウンドの方にも利用してほしい。」と計画中だ。
地元で食育ワークショップを定期的に行い、オーガニック食材の魅力を伝えている染矢さん。休日は温泉巡りで体を癒す。またアウトドアが趣味で自然の中でのんびりキャンプするのが好きとの一面も。是非お店ではお料理と一緒に会話も楽しんでほしい。
「茶蔵では動物性を使わないので、お肉の代わりに玄米を入れてみたのが玄米コロッケ。玄米や体に良いものを何気なく食卓にも取り入れてほしいです。」